No.010 お母さんの気持ちも考えて
2026-05-20
どうしてあなたが、親の「機嫌」の責任を取っているのか?
「お母さんの気持ちも考えて」
そう言われて育ったあなたは、他人の顔色を伺いすぎる「優しすぎる人」になっていませんか?
泣いたり、怒り狂ったり、悲劇のヒロインを演じる親を見るたび、
「私が悪いんだ」
「お母さんを怒らせないようにしなきゃ」
と、自分の心を殺してきたはずです。
でも、ハッキリ言います。
親の機嫌を取るのは、子どもの仕事ではありません。
このセリフの本当の目的は、あなたを「加害者」に仕立て上げ、強烈な罪悪感で身動きをれなくすること。
親は自分の未熟な感情を、あなたに押し付けているだけなのです。
この「罪悪感の罠」にハマり続けると、あなたの人生そのものが、他人の顔色を伺うためだけの「他人の人生」になってしまいます。
大人になっても抜け出せない、この呪いの恐ろしい結末とは……?
「親の涙」という、最も卑怯なコントロール。
親が「お母さんの気持ちも考えて」と取り乱すのは、主に次の3つのシーンです。
・子どもの自立を阻みたいとき(「見捨てられる」という親の不安の押し付け)
・自分の不機嫌をなだめてほしいとき(精神的に子どもに依存している)
・過去の過ちを指摘されたとき(泣いて被害者になることで、反省から逃げる)
これは家族の絆ではなく、感情の「人質脅迫」。
「私がこんなに苦しんでいるのはお前のせいだ」というメッセージを刷り込まれ、あなたは気づかないうちに親のカウンセラー役にされてきたのです。
冷たく聞こえるかもしれませんが、親が勝手に怒り、勝手に悲しんでいるのは「親自身の課題」です。
あなたは親を幸せにするために生まれてきたのではありません。
あなたがこれまで、親の「不機嫌」や「涙」のせいで、我慢せざるを得なかったことは何ですか?
もう親の感情を代わりに背負うのはやめましょう。